「放課後等デイサービスを利用したいけど、申請の仕方がわからない」
「通う放課後等デイサービスを選ぶポイントは?」
「放課後等デイサービスを利用するのに必要なものを知りたい」
放課後等デイサービスを利用したいという方も少なくありません。
本記事では、放課後等デイサービスの利用方法や利用までの流れを紹介します。
放課後等デイサービスを利用するまでの注意点や、選ぶ際のポイントについても解説するので、放課後等デイサービスについて情報収集を行っている方、実際に申し込みを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
放課後等デイサービスの利用方法と利用までの流れ
放課後等デイサービスを利用するには、さまざまな手続きを行わなければいけません。
今回は、放課後等デイサービスの利用方法と利用までの流れを紹介します。
今回説明するのは、以下の8点です。
【利用方法と流れ】
- 役所の福祉窓口に問い合わせ、申請に必要な書類をもらう
- 利用計画を作成する
- 書類を提出し受給者証の申請を行う
- 通いたい放課後等デイサービスを探す(見学・面談)
- 受給者証交付
- 放課後等デイサービス事業所と契約する
- 個別支援計画の確認
- 利用開始
それぞれ見ていきましょう。
役所の福祉窓口に問い合わせ、申請に必要な書類をもらう
放課後等デイサービスを利用したい場合、まずは役所に行きましょう。
福祉窓口に問い合わせ、申請に必要な書類をもらう必要があります。
放課後等デイサービスを利用するために必要不可欠な書類なため、はやめに用意しておくと安心です。
利用計画を作成する
市区町村の相談支援事業所に作成を依頼する方法と、保護者の方自ら作成するセルフプランがあります。
相談支援事業者が作成する場合、費用は自治体が負担します。
保護者さん自らが作成する場合、窓口でもらったフォーマット通りに書く必要があります。
具体的な目標や希望する利用時間などを書き込んで、それらの書類を提出します。
書類を提出し受給者証の申請を行う
必要な書類を全て提出し、ようやく受給者証の申請を行うことができます。
※場合によっては医師の意見書などの書類も必要になるため、忘れず用意しましょう。
受給者証がないとデイサービスを利用することができません。
申請から発行までの期間は自治体によって異なりますが、約1ヶ月以内での発行がほとんどです。
受給者証が発行されるまでに通いたいデイサービスを見つけるとスムーズです。
通いたい放課後等デイサービスを探す(見学・面談)
近くの放課後等デイサービスを見学し、通いたい場所を決めましょう。
体力的な負担を減らすためにも、通いやすい範囲で探すことがおすすめです。
見学や面談を通して、ご利用されるお子さんの性格や障がいに合った放課後等デイサービスを見つけましょう。
関連記事:児童発達支援と放課後等デイサービスの違いは?対象・役割を比較
受給者証交付
申請から約1ヶ月後には受給者証をもらうことができます。
受給者証を受け取ったら、いよいよ放課後等デイサービスと契約することが可能です。
通いたい場所や時期が決まっている場合は、早め早めの準備を心がけましょう。
放課後等デイサービス事業所と契約する
契約をする際には、事業所の利用規約や契約書をよく読んで内容を確認し、必要な手続きや書類の提出を行いましょう。
利用期間や料金、キャンセルポリシーなども契約の際に確認しておくことが重要です。
個別支援計画の確認
放課後等デイサービスにおいて、個別支援計画とは利用者一人ひとりのニーズや目標に合わせた支援内容や方法を計画するものです。
利用者の能力や興味・関心、課題や課題解決のための目標、支援方法や活動内容、進捗の評価方法などが明記されます。
個別支援計画は、個人の個別の特性や支援ニーズを把握し、それに基づいた的確な支援を行うために非常に重要です。
計画を作成する際は、ご利用されるお子さんまた保護者様との面談のもとで作成されます。
この計画は定期的に見直され、お子さんの成長や変化に合わせて適宜修正されることもあります。
個別支援計画は、利用者がより自立し、社会参加や生活の質の向上を図るための大切なツールです。
利用開始
放課後等デイサービスと契約を交わし、個別支援計画の確認を終えたら、いよいよ利用開始できます。
変わった環境に慣れるまで、お子さんの様子をしっかりみましょう。
通所受給者証の申請・取得方法と必要書類
通所受給者証の申請・取得方法と必要書類について、以下の2つのポイントに分けて説明します。
【ポイント】
- 受給者証の申請先は自治体の福祉窓口
- 通所受給者証の申請に必要な書類
詳しく解説していきます。
受給者証の申請先は自治体の福祉窓口
受給者証は、国や地方自治体が提供する制度やサービスの利用資格を証明するものです。
そのため、まずは近くの自治体の福祉窓口に問い合わせましょう。
提出された申請書類は担当者が審査し、受給者証が発行されます。
発行までの期間は自治体によって異なる場合がありますが、約1ヶ月以内であることがほとんどです。
定期的に更新手続きが必要なため、忘れないように注意しましょう。
なお、具体的な受給者証の申請先や手続きについては、各自治体のウェブサイトや福祉窓口にお問い合わせいただくことをおすすめします。
通所受給者証の申請に必要な書類
通所受給者証の申請に必要な書類は、以下の通りです。
【必要な書類】
- 申請書
- 印鑑(認印も可)
- 障害児支援利用計画案
- マイナンバー(児童と保護者のもの)
- 支援が必要なことが分かる書類(医師の意見書など)
- 世帯の収入状況が確認できる書類
それぞれ確認しておきましょう。
放課後等デイサービスを利用するまでの注意点
放課後等デイサービスを利用するまでにあたって、いくつかの注意点があります。
その中でも、今回は3つの注意点を紹介します。
【注意点】
- 受給者証の申請とデイ探しは同時進行で行う
- なるべく相談支援を利用する
- 利用の意思が固まったら早めに伝える
それぞれ見ていきましょう。
受給者証の申請とデイ探しは同時進行で行う
受給者証の申請手続きや審査には時間がかかる場合があります。
また、デイサービスには定員があり、空きがない場合も多いです。
受給者証の申請が終わってからデイ探しを始めると、希望するデイサービスに空きがなかったり、待ち時間が長かったりする可能性があります。
受給者証の申請とデイ探しを同時進行で行うことで、デイサービスの選択肢が広がり、早期に利用を開始することが可能です。
ただし、受給者証の申請とデイ探しを同時進行で行う場合、両方の手続きを同時に進める必要があります。
具体的な手続きや必要な書類は地域や施設によって異なるため、まずは地域の福祉事務所やデイサービス施設に相談することをおすすめします。
なるべく相談支援を利用する
放課後等デイサービス探しで相談支援を利用すると、以下の利点があります。
【相談支援を利用する利点】
- 情報を提供してもらえる
- 適切な案内・紹介をしてもらえる
- 手続きの支援をしてもらえる
- サービス利用後もフォローアップしてもらえる
相談支援を利用すると、放課後等デイサービスの情報提供や適切な案内をしてもらえます。
相談者の希望や条件に合ったデイサービスを選ぶことができるため、デイ探しが不安な方におすすめです。
また、相談支援サービス利用中だけでなく、それ以降もフォローアップしてもらえるのが大きな利点です。
放課後等デイサービスを利用し始めた後も、相談支援員との連絡や相談を通じて、利用の状況や満足度の確認をすることができます。
必要に応じて利用計画の見直しやサービス紹介の変更を行うこともでき、安心のできるサポートを受けることが可能です。
利用の意思が固まったら早めに伝える
放課後等デイサービスを利用する意思が固まったら早めに伝えることが大事です。
まず、放課後等デイサービスは利用希望者が多い場合があるため、希望の日程や時間帯が埋まってしまう可能性があります。
早めに申し込むことで、希望する日程や時間帯を確保できるかどうかを確かめることが可能です。
また、放課後等デイサービスは、一日にお預かりできる定員があるため、定員に達してしまっている場合や待機リストに入ってしまう可能性を避けることが可能です。
さらに、職員がお子さんのニーズや要求に対応するための準備を適切に行うことができます。
以上の理由から、利用の意思が固まったら早めに伝えることが望ましいといえるでしょう。
放課後等デイサービスを選ぶ際のポイント3つ
放課後等デイサービスを選ぶ際、どこに決めようか迷ってしまう方も少なくありません。
今回は、通う放課後等デイサービスを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
【選ぶ際のポイント】
- 通いやすい範囲で探す
- 空き状況は事前に確認しておく
- 見学や体験で雰囲気を確認する
それぞれ解説していきます。
通いやすい範囲で探す
通いやすい範囲内にあるデイサービスを選ぶことで、お子さんが自宅から比較的短時間で通えるようになります。
それだけではなく、送り迎えの負担も軽減されるため、保護者の方にもメリットがあります。
遠くのデイサービスを選ぶ場合は送り迎えに時間や労力がかかりますが、通いやすい範囲内であれば、保護者の方の忙しさやストレスも大幅に軽減させることが可能です。
また、通いやすい範囲内で選ぶことで、お子さんが自身の学校や地域の友達と一緒に通うことができます。
友達と一緒に通うことで、お子様同士の交流や社交性の向上、そして仲間意識や安心感の形成にも繋がるのです。
通いやすい範囲でデイサービスを選ぶことは、お子さんや保護者の方の負担を軽減し、社交性の育成にも役立つといえるでしょう。
※ファミリー・キッズは送迎まで含むサービスを行っております。
空き状況は事前に確認しておく
放課後等デイサービスは人気があるため、予約が埋まることがあります。
空き状況を確認することで、希望する日にちや時間帯に予約ができるようにしましょう。
もし希望する日にちや時間帯が予約で埋まっている場合、空き状況を事前に確認することで、他のプランを立てることができます。
たとえば、別の日程で利用するか、他のデイサービスを検討するなどの選択肢があるため、チェックしておきましょう。
空き状況を確認する方法は、デイサービスのウェブサイトや電話での問い合わせなど、施設によって異なります。
保護者はデイサービスの予約ポリシーや手続きについて詳しく調べ、事前に空き状況を確認してみてください。
見学や体験で雰囲気を確認する
見学では、施設のスペースや部屋の配置、児童が過ごす場所などを実際に見て回ることができます。
また、職員の対応やお子さんたちの様子、活動内容なども見学することが可能です。
これにより、お子さんが過ごす環境や雰囲気をイメージすることができます。
安心して利用できるかどうかを見極めるために、十分な情報収集を行い、お子さんに合ったデイサービスを選ぶことが大切です。
放課後等デイサービスの利用方法では手順の把握が大切
放課後等デイサービスを利用するためには、手順を把握しておくことがもっとも大切です。
提出する書類が多く、慌ててしまう方も少なくはありませんが、相談支援事業所や行政役所窓口の方がしっかりご指導下さるので悩まずご相談ください。
通いたい場所や時期が決まっている場合は、早めの準備を心がけましょう。
ファミリー・キッズでは、障がい児通所支援事業所を展開しております。楽しく遊び・学び・育みながらお子様一人ひとりの成長や自立のお手伝いをしております。気になる方はぜひお問い合わせください。
ファミリーキッズの放課後等デイサービスとは
放課後等デイサービスは学校に就学している障がい児に対し、個別活動や集団活動を通して「日常生活での基本的な動作の指導や自立支援」や「集団生活への適応に向けた支援」などを行う障害福祉サービスです。
ファミリー・キッズでは「家庭的な環境で安心して過ごしていただく」ということを心掛けており、
楽しく遊び、学び、育みながら、お子様に内在している潜在能力を最大限に引き出します。
ファミリー・キッズでは、以下の地域で放課後等デイサービスを運営しています。
神奈川県のファミリー・キッズ
放課後等デイサービス 伊勢原
放課後等デイサービス 海老名
放課後等デイサービス 茅ヶ崎
放課後等デイサービス 座間
放課後等デイサービス 愛川
放課後等デイサービス 綾瀬
放課後等デイサービス 南林間
放課後等デイサービス 秦野
放課後等デイサービス 相模原
放課後等デイサービス 藤沢
放課後等デイサービス 平塚
放課後等デイサービス 厚木
放課後等デイサービス 湘南
ショートステイ ファミリーキッズ伊勢原
福島県のファミリー・キッズ
放課後等デイサービス 会津若松
放課後等デイサービス 喜多方
放課後等デイサービス 郡山
放課後等デイサービス 会津
相談支援事業所
ファミリー・サポート湘南
相談サポートセンター ファミリー会津
相談ファミリー・サポートセンター郡山
放課後等デイサービスの利用に関してお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。
ファミリーキッズの放課後等デイサービスで一緒に働きませんか?
株式会社ベストライフジャパンが運営する障がい児通所支援事業所「ファミリー・キッズ」は、小学1年~高校3年生までの障がいのある子どもたちを対象に「自立した生活を営める支援」と「安心して過ごせる空間」を提供しています。
「家庭的な環境で安心して過ごしていただく」ということを常に心がけており、楽しく遊び・学び・育みながらお子様の潜在能力を最大限に引き出し、またコミュニケーションを図りながら、季節的行事や社会体験を重ね地域社会で自分らしく生活できるよう成長を見守りサポートしています。
ファミリー・キッズでは、「子供がすごい好きだけどスキルや資格がない」という方でも、働きながら1つ1つ学ぶことができます。
会社負担で働きながら資格の取得もできますし、研修など充実してます。
楽しくスキルアップできる職場ですし、学べることもたくさんありますので、興味があればまずはご応募下さい。