放課後等デイサービスのやりがいを徹底解説

公開日 2024.07.25　更新日 2024.08.18

放課後等デイサービスは、発達においてなんらかの障がいを抱えているお子さんたちのサポートをする児童福祉サービスです。この仕事は、お子さんたちが社会に出ていけるように、お子さんたち一人ひとりとしっかり向き合い支援することが大切で、社会貢献としてやりがいを感じる方が多いでしょう。この記事では、放課後等デイサービスでの仕事内容や、仕事のやりがいを紹介するとともに、デメリットや、やりがい持ち続けるための方法など幅広く解説します。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスは、発達においてなんらかの障がいを抱えているお子さんたちが利用する児童福祉サービスです。6歳から18歳までのお子さんたちが、学校がある平日の放課後や土日、夏休みなどを利用して活動します。未就学児は放課後等デイサービスには該当しませんが、かわりに「児童発達支援」というサービスを利用します。
お子さんたちのゴールは、事業所内だけでなく、学校や地域でも生活できるようになることです。そのために、お子さんたちは、放課後の時間を使って対人コミュニケーションの方法や療育、お子さん個人の苦手な部分を補うための指導などを受けます。
放課後等デイサービスは、お子さんたちと学校や地域をつなげる役割も持ちます。さらに、お子さんを育てる保護者の相談も受けつけ、お子さんと保護者の双方をサポートしていきます。

放課後等デイサービスの仕事内容

放課後等デイサービスでは、さまざまな活動を行っているため、職員に求められる仕事内容も多岐にわたります。主な仕事内容は、以下の通りです。

療育
遊びのサポート
課題のサポート
日常生活のサポート
給食やおやつのサポート
イベントの企画
イベントのサポート
日報や報告書の作成
保護者の相談
送迎（行っている場合）
事務仕事

なお、放課後等デイサービスでの活動内容の特色は、事業所によっても大きく異なります。
転職を考える際は、事業所の特色を確認してみるといいでしょう。

放課後等デイサービスのやりがいとは？

ここでは、放課後等デイサービスのやりがいを紹介します。いろんなお子さんたちに囲まれる環境だからこそ、大変なことも多い分沢山のやりがいがあります。児童福祉に貢献したい方などは特にやりがいを感じられる職業です。以下では詳しく解説します。

子供の成長や進歩を感じられる

放課後等デイサービスでのやりがいの一つに、お子さんの成長や進歩を感じられることがあります。お子さんによって、得意なことや不得意なことは違います。バランス感覚が弱い子や、手先が不器用な子、コミュニケーションが苦手な子などさまざまです。放課後等デイサービスでは、お子さんたちの「苦手」を把握し、少しずつ改善していけるようプログラムを組み、支援していきます。すると、生活の中ではじめはできなかったことが、徐々にできるようになっていきます。そういった成長の過程を近くで見られることが、何よりのやりがいだと感じる職員も多いでしょう。

子供だけでなく保護者も支援できる

放課後等デイサービスでのやりがいの中には、利用者であるお子さんだけでなく保護者も支援できる点があります。放課後等デイサービスは、時に保護者の支援の場にもなります。
障がいがあるお子さんを育てる保護者は、お子さんの行動や関わり方に対して一体何が正解なのか、悩むことがたくさんあるでしょう。また、どう声がけをすればいいのか、育て方などにもアドバイスが欲しい方がほとんどでしょう。放課後等デイサービスでは、そんな保護者の悩みを聞くことで受け止め、必要に応じて一緒に適切な答えを出していきます。お子さんだけでなく保護者も成長できる、そんな支援を行っているのが放課後等デイサービスです。

社会的意義を感じることができる

放課後等デイサービスに携わることで、社会的意義を感じることもできます。
放課後等デイサービスは「児童福祉」の活動であり、それは事業所内で完結することではなく、障がいを持ったお子さんたちが、社会で生活しやすくなるように行っている支援です。
そのため、中にはお子さんたちと地域との交流の場を設けた活動もあります。
ただお子さんたちを見守り、支援するだけでなく、放課後等デイサービスを通して学校や地域とのつながりも大切にしています。これらの部分によって「社会的意義のある仕事ができている」と手応えを得る人もいます。

保護者から感謝されることが多い

放課後等デイサービスで仕事にやりがいを感じたことに、保護者から感謝されたことを挙げる職員も多くいます。例えば、職員がお子さんたちの成長を感じられると同時に、保護者も同様にわが子の成長を感じることもあるでしょう。
声掛けや接し方など、子育てに関してたくさん悩んできた保護者が、放課後等デイサービスに通ったことでお子さんの成長を感じられるときには、大きな喜びになっているでしょう。
また、職員側も知識はあっても、実際には手探りをしながら日々お子さんたちと向き合っています。そのため、「自宅で放課後等デイサービスが楽しかった話をしていた」などの話を聞くと、職員もやりがいを感じ、嬉しくなります。職員と保護者が協力し合ってお子さんの成長を支援していくことが放課後等デイサービスの特徴です。そのため、そんな保護者から感謝されることは職員の大きなやりがいに繋がります。

放課後等デイサービスで働くデメリット

放課後等デイサービスで働くデメリットは、求人数が少ない点が挙げられます。
幼稚園や保育園に比べて、放課後等デイサービスは数が少ないため、したがって求人数も限られてきます。そのため、転職したいタイミングで放課後等デイサービスの求人が出ている確率は低く、場合によっては長い目で求人探しをする必要があるでしょう。
また、放課後等デイサービスに来るお子さんたちは、みんな何らかの障がいを持っています。そのため、発達や病気や発達の理解が必要なため、一般的な保育施設よりも学ぶべきことが多い傾向にあります。

たとえ同じ障がいと診断されているお子さんたちであっても、正しい対応はそれぞれ異なるため、一人ひとりの反応をよく見極めながら対応しなければいけません。場合によっては一人で複数の子の対応をしなければいけなかったり、癇癪を起こしたお子さんの対応につきっきりになったりと、大変に感じることもあるでしょう。
お子さんの特性やそのときの反応などに応じて柔軟に対応していくことが求められます。

放課後等デイサービスでやりがいを持ち続けるために必要なこと

放課後等デイサービスでやりがいを持ち続けるためには、児童福祉という専門分野に関して学びを続けることです。ときには関連する勉強会などに参加し、知識をアップデートしていくことも大切です。また、長い目で見て児童発達支援管理責任者などへのキャリアアップなどを目標にすることで、よりよい仕事をするために継続的に仕事の改善ができるでしょう。

放課後等デイサービスでは、さまざまな特性を持つお子さんとのコミュニケーションが大切です。お子さんに合わせたアプローチ方法は、一人ひとりときちんと向き合うことで初めて身に付いていきます。知識を実務で活かし改善していくことで、仕事の理解も深まり、やりがいが増すでしょう。

放課後等デイサービスにはたくさんのやりがいがある

この記事では、放課後等デイサービスでの仕事内容や、仕事のやりがいを紹介しました。
放課後等デイサービスは、発達に関するなんらかの障がいを持ったお子さんたちが学校や社会においても支援を受けながら暮らしていけるように、トレーニングをしていく施設です。
そのため、とても社会的意義のある仕事だと感じる方も多いでしょう。
また、お子さんたちは、たとえ同じ病名を持っていても全く特性が異なるため、一人ひとりに向き合っていく必要があります。大変なこともありますが、日々の中でお子さんたちの成長を感じられたり、保護者の力に乗れたり、感謝されることは、何よりも大きなやりがいとなっていくことでしょう。放課後等デイサービスは、現段階で増えてきてはいますが、まだまだ求人は少ないのが現状です。そのため、転職を考えている方は、こまめに求人をチェックしてみることをおすすめします。

ファミリー・キッズでは、障がい児通所支援事業所を展開しております。楽しく遊び・学び・育みながらお子様一人ひとりの成長や自立のお手伝いをしております。気になる方はぜひお問い合わせください。

ファミリーキッズの放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスは学校に就学している障がい児に対し、個別活動や集団活動を通して「日常生活での基本的な動作の指導や自立支援」や「集団生活への適応に向けた支援」などを行う障害福祉サービスです。

ファミリー・キッズでは「家庭的な環境で安心して過ごしていただく」ということを心掛けており、
楽しく遊び、学び、育みながら、お子様に内在している潜在能力を最大限に引き出します。

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ファミリー・キッズでは、以下の地域で放課後等デイサービスを運営しています。

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